Pages

Thursday, May 6, 2021

香港PAGが日本でPE投資強化、小売りなど注目-1兆円案件も可能 - ブルームバーグ

香港を拠点とする投資ファンドの PAGは、日本でのプライベートエクイティー(未公開株、PE)投資を強化する。消費財メーカーや小売業者などを対象に、今後数年間で数千億円規模の投資を検討したい意向だ。

  PE部門の日本共同代表を務める伊藤宏一氏がブルームバーグとのインタビューで述べた。今後2、3年で3ー5件の投資を行うとすれば、それだけで投資総額は自然に1500億円を超えるだろうとの見方を示した。

  投資先としては、ブランド力を持つ消費財メーカーや、アジア地域での成長が期待できる小売業者などに注目している。有限責任のLP(リミテッドパートナー)投資家との共同投資や銀行からの融資を活用することなどで、1件当たり1兆円を超えるような大型投資も可能だという。

  PAGは世界で400億ドル(約4兆4000億円)規模の資産を運用している。日本市場でのPEファンド関連案件は、4月に米ベイン・キャピタルを軸とした日米のファンド連合が日立金属の全株式を公開買い付け(TOB)などによって総額8100億円超で取得すると 発表するなど活況だ。伊藤氏は「新規参入は増えたが、それ以上に市場は拡大する」との見通しを示した。

  伊藤氏はクレディ・スイス・グループの日本の投資銀行本部長を務めるなど同分野で30年の経験を持つ。1月にPAGに入社した。同時に入社した 三菱商事出身でPE投資事業を手掛ける丸の内キャピタルのマネージング・ディレクターを務めた玉川洋一氏とともに、PAGのPE部門日本共同代表に就いた。

  PAGがこれまでに手掛けた日本関連の主な投資先には、大手テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するユー・エス・ジェイや、エアバッグの大量リコール(無料の回収・修理)で経営破綻した旧 タカタ(現ジョイソン・セイフティ・システムズ)などがある。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 香港PAGが日本でPE投資強化、小売りなど注目-1兆円案件も可能 - ブルームバーグ )
https://ift.tt/3w0Q1y3

No comments:

Post a Comment