東京・杉並区は新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、区内の主要な病院の体制を強化するための費用などとして、およそ２５億円を盛り込んだ補正予算案をまとめました。
これは１３日、杉並区の田中良区長が記者会見で発表しました。
それによりますと、区内の新型コロナウイルスの感染者は１００人を超え、拡大が続いていることから、医療崩壊を防ぐために受け入れ体制を強化する費用として、あわせて２４億７８００万円あまりを計上しています。
このうち、最も多い２２億７９００万円あまりを計上するのが入院病床の拡充や感染の疑いがある人を受け入れる外来の体制強化の補助費用で、ベッドを増やす区内の４つの基幹病院や、基幹病院に医師を派遣する区内の診療所への助成に充てるとしています。
このほか医療機関や区の職員向けにマスクや消毒剤、それに防護服などを備蓄する費用として１億５６００万円あまり、帰国者・接触者電話相談センターの体制の拡充などにおよそ２８００万円などを計上しています。
田中区長は「感染拡大が続くという前提で『スピーディーにやれることをやる』という意味での予算案です。命を守るたたかいなのできちっと税金を投入していく」と話しています。
この補正予算案は今月２０日に開かれる臨時区議会に提出されます。
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April 13, 2020 at 04:48PM
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杉並区 病院体制強化で補正予算｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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