札幌市は新型コロナウイルスへの対策を強化するため、検査や医療体制の整備に充てる財源をふるさと納税の制度を活用して寄付を募っています。
政府が「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡大し、北海道を特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進める「特定警戒都道府県」と位置づけたことを受けて、札幌市はさらなる感染拡大を防ぐため対策を強化することにしています。
このため札幌市は２７日から検査や医療体制の整備に充てる財源をふるさと納税の制度を活用して寄付を募っています。
集まった寄付は検査数を増やすためのＰＣＲ検査センターの設置や入院患者の受け入れを強化するための医療機関への支援、市立病院への人工呼吸器といった医療機器の購入などに充てられるということです。
寄付はふるさと納税仲介サイト「ふるさとチョイス」で申し込むとができるということです。
一定額以上寄付すれば、所得税などの控除を受けることができるほか、札幌市からの返礼品も受け取ることができます。
札幌市総務局の千田哲史係長は「新型コロナウイルスの第２波の拡大を防ぐため全力で対策を進めていくので、みなさんの力を貸してほしい」と話しています。
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April 28, 2020 at 01:54PM
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札幌 ふるさと納税を医療財源に｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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