函館市の市立函館病院は、新型コロナウイルスの感染者が増加した際に備えて、専用のベッドや重篤な症状の患者に使用する人工心肺装置を増やすなどして受け入れ態勢の強化を図ることになりました。
市立函館病院は函館市で唯一の感染症指定医療機関として専用のベッド６床を備え、これまで新型コロナウイルスの感染者の治療にあたってきました。
しかし、今後感染が拡大した際に備えて受け入れ態勢を強化する必要があるとして、結核患者用のベッド３０床を中等症の患者用に転用できるようにしたほか、重症患者については「ＩＣＵ＝集中治療室」などでも治療にあたることにしました。
また、重症患者の治療に使用し、血液中に直接、酸素を送り込む「ＥＣＭＯ」と呼ばれる人工心肺装置を新たに１台導入するほか、人工呼吸器も数台増やす見込みだということです。
市立函館病院の氏家良人病院局長は「感染が拡大した場合に備え病院の機能を強化するとともに、ほかの医療機関とも連携するなどして地域全体で対応していきたい」と話しています。
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May 13, 2020 at 05:37PM
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市立函館病院が受け入れ態勢強化｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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