４月の街角景気、現状・先行きともに２か月連続「過去最低」
内閣府が発表した４月の街角の景気実感を示す指数は、２か月連続で過去最低を更新しました。
内閣府が実施している「景気ウォッチャー調査」は、景気の動向に敏感なタクシーの運転手や百貨店の従業員らに景気の実感を聞いた統計調査です。調査結果によりますと、４月の景気の現状を示す指数は前の月と比べて６．３ポイント下落して７．９となり、３か月連続の大幅な悪化となりました。これは、現在の調査方法になった２００２年１月以降、過去最低です。
調査では小売店から「売り上げが激減し、廃業や倒産を考えないといけない」という声や、サービス業から「今後のマイナスの影響は計り知れない」といった声が寄せられました。
また、先行きについての指数も前の月と比べて２．２ポイント低い１６．６と過去最低で、現状・先行きともに２か月連続で過去最低を更新しました。
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May 13, 2020 at 01:48PM
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