HIV/エイズ・麻薬・売春防止国家委員会の委員長を兼務するブー・ドゥック・ダム副首相はこのほど、通称「笑気ガス」と呼ばれている亜酸化窒素について、娯楽目的の使用の取り締まりを強化するようハノイ市やホーチミン市など大都市を指導した。
ダム副首相は公安省に対し、改正麻薬防止法における向精神薬に関する文言の修正を指示し、娯楽目的で吸入する亜酸化窒素を麻薬および前駆体として取り締まり対象に追加する方向で調整するよう求めた。
これにより、ハノイ市をはじめとする大都市では娯楽目的の亜酸化窒素の売買および消費の取り締まりが強化されることになる。
公安省は地方当局に取り締まりの強化を指導し、今年の12月31日までに結果を首相に報告するよう指示した。一方で保健省は、医療分野での亜酸化窒素の取り扱いと管理を強化する。
これに先立ち、ハノイ市では保健局と警察が市人民委員会に対して娯楽目的の笑気ガスの使用禁止を求め、2019年5月に保健省がこれに同意した。ホーチミン市でも市人民委員会が2019年8月に関連当局に対し、歩行者天国となっている1区ブイビエン(Bui Vien)通りでの笑気ガスの取り締まり強化を求めた
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May 15, 2020 at 12:46PM
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「笑気ガス」取り締まり強化へ、娯楽目的の亜酸化窒素の使用禁止を検討［法律］ - VIETJOベトナムニュース
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