4日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。前日比81円98銭(0.36%)高の2万2695円74銭で終え、2月21日(2万3386円)以来およそ3カ月半ぶりの高値を付けた。米経済指標の改善を受けて景気回復期待が高まり、前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇。リスクオンムードが世界で広がるなか、円相場が円安・ドル高に振れたこともあって、景気に敏感な主力株に買いが入った。もっとも日経平均は先週から今週にかけて2000円以上水準を切り上げており、利益確定売りが出て、下げに転じる場面もあった。
新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動が再開し、各国で急速に冷え込んだ景気に回復の兆しが見え始めている。雇用サービス会社ADPが発表した5月の全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数が市場予想ほど悪化しなかった。米サプライマネジメント協会(ISM)が公表した5月の非製造業景況感指数も市場予想を上回った。これまで期待先行で株価水準が切り上がっていただけに、実体面での裏付けを好感する買いが広がった。米株高の流れを引き継ぎ、朝方に日経平均の上げ幅は300円に迫った。
もっとも心理的な節目の2万3000円を前に利益確定売りも出て、下げに転じる場面もあった。市場では「2万3000円近辺はコロナショックで下げる前に推移していた価格帯にあたり、戻り待ちの売りも出やすく、上値が重くなりやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声も聞かれた。
JPX日経インデックス400は4日続伸。終値は前日比43.34ポイント(0.30%)高の1万4454.87だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、4.74ポイント(0.30%)高の1603.82で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6913億円。売買高は15億1632万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1032と、全体の約5割を占めた。値下がりは1026、変わらずは111銘柄だった。
ソフトバンクグループやファストリが高い。東エレクや太陽誘電、アドテストなどハイテク株の上げも目立った。ソニーやトヨタが上昇し、三菱UFJや東京海上など金融株も買われた。一方、アステラスや武田など医薬品株が安い。富士フイルムや電通グループ、JR西日本も下落した。2020年3月期に大幅な最終赤字になったと発表したレオパレスが急落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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June 04, 2020 at 01:28PM
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東証大引け 3カ月半ぶり高値、米株高と円安が追い風 景気回復に期待 - 日本経済新聞
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