Pages

Monday, June 1, 2020

読書日記:著者のことば 透明な夜の香り 千早茜さん 芳潤な世界に触れる - 毎日新聞

 ■透明な夜の香り 千早茜(ちはや・あかね)さん 集英社・1650円

 本書を開けば、芳潤な香りの世界が広がる。ハーブティー、バラのジャム、常緑の香木……。香りは人の心に作用し、記憶にも深く関わるという。「私自身、においに敏感な方で、香りの良いものが好き。香りをテーマに書きたいと思って調べていたら、嗅覚は記憶に直結した感覚だと知りました」。そこから過去の傷や秘密を巡る物語のイメージを膨らませた。

 主人公の元書店員・若宮一香(いちか)は、人並み外れた嗅覚でどんな香りも再現する天才調香師・小川朔(さく)と出会う。朔の住む洋館で家政婦兼事務員として働き始めた一香。朔のもとにはオーダーメードの香りを求めて次々と依頼人が訪れる。執筆前に調香師を取材し、「においの評価には感情が入るので曖昧なところがある。面白い世界だなと思いました」。

Let's block ads! (Why?)



"敏感な" - Google ニュース
June 02, 2020 at 09:57AM
https://ift.tt/3coSwQn

読書日記:著者のことば 透明な夜の香り 千早茜さん 芳潤な世界に触れる - 毎日新聞
"敏感な" - Google ニュース
https://ift.tt/2OKkVao
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment