沖縄県・尖閣諸島や台湾周辺の東シナ海を対象に、中国が設定した約三カ月半の休漁期間が十六日に解禁される。中国は台湾海峡周辺で軍事演習を実施するほか、尖閣沖では中国公船が領海侵入を繰り返し、国外に強硬姿勢を示している。ただ今年は、地元漁業関係者には台湾や尖閣に近づかないよう、政府当局から厳しい罰則付きの指示が出ていた。 (中国福建省泉州市で、白山泉)
台湾海峡に面した福建省泉州市石獅(せきし)地域の漁港では十三日、漁業関係者が出港に向けた準備を進めていた。この漁港から東に約二百キロ行くと台湾、そのさらに先には尖閣諸島がある。父がベテラン漁師で、漁船に積み込む氷を販売する男性(36)は、「二〇一五年ごろをピークに魚が減っているが、台湾に近づけば近づくほど魚は多い」と話す。
それだけ魅力的な漁場だが、休漁明けを前に「政府から敏感な海域のラインを越えないよう指示が出ている」という。「敏感な海域」は台湾や尖閣諸島周辺を指しているとみられる。米国との緊張が高まる中、台湾海峡での意図しない衝突の回避や日中関係に配慮する思惑があるようだ。
男性によると、...
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