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Monday, November 16, 2020

中国で日本やヨーロッパにそっくりな街続々出現 - TBS News

 世界の今が見える「World特派員リポート」です。中国では日本やヨーロッパにそっくりな街並みの観光地が相次いで登場し、賑わっているといいます。森岡さん、どんな街並みが作られているのですか?

 中国では、2000年代にもエッフェル塔やロンドンのタワーブリッジにそっくりな、いわゆる模倣建築が相次いで建てられました。当時は“富の象徴”として作られたのですが、今回は別の理由で作られました。

 中国南部の広州市に今年8月にオープンした「OMG中継街」。商業施設の一角にヨーロッパ風の街並みが再現されていて、「SNS映え」に敏感な若者に人気の撮影スポットになっています。なぜOMGと名付けられたかというと・・・。

 「オーマイゴッド!」(インフルエンサー[ウェイボより])

 先週のネット通販イベント「独身の日」で活躍した中国のインフルエンサーらが「オーマイゴッド」と言って商品を紹介することから、この名前がついたとのことです。

 「この通りの雰囲気が好きです。写真を撮るならここね」(訪れた客)
 「もちろん本物とは違うけど、ここにはヨーロッパの雰囲気があります」(訪れた客)

 通りには、ヨーロッパの高級ブランドの看板がずらっと並んでいるのですが、ちょっと首をかしげるようなものも・・・。

 「あちらの看板、たぶんグッチの看板なのですが、“G”の文字が“C”になっています」(記者)

 ティファニーの看板は、ティファニーブルーではなく赤色に。世界で人気のコーヒーチェーン店に似た看板は、文字の改行の位置が異なり“スターブ・ウックス”と読むのでしょうか。

 また、ヨーロッパの街から車で1時間の場所に、日本の歓楽街を再現した「一番街」も、同じく8月にオープンしました。こちらは日本でも話題になりましたが、あまりの似せすぎに「著作権の侵害にあたる」として、地元政府が閉鎖を命じました。今月初めに「一番街」は、「食番町」に名前を変えて再オープン。看板の文字を訂正するなど、以前ほどそっくりでは無くなりましたが、今も変わらず人気のようです。

Q.このような街が相次いで作られているのは、やはり新型コロナで海外に行けないという理由があるのでしょうか?

 そうなのです。中国に居ながらヨーロッパや日本の気分を味わえるというのが魅力で、一定の需要があるのです。その人気は、こんなところにも・・・。

 上海近郊の蘇州市に日本料理店が並ぶ、いわゆる日本人街があるのですが、最近改装されて日本語の看板や提灯が並ぶ様子が報道されると、中国人観光客が訪れる人気スポットになったのです。先週土曜日に私も行ったのですが、本当に凄い人で、話を聞いた日本人駐在員は予約しないと飲食店に入れないと嘆くほどでした。

 海外旅行に簡単に行けるようになるのは、まだ先ですので、こうした海外の雰囲気を味わえるスポットの人気は続きそうです。

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November 17, 2020 at 11:10AM
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