J1王者川崎フロンターレが、来季J2への昇格が決まっているJ3ブラウブリッツ秋田を2-0で下して、元日の決勝に駒を進めた。

前半から攻め続けた川崎Fは同39分、ケガから復帰したMF大島のスルーパスにMF三笘が抜け出して、先制点を奪った。

後半は追加点が入らない展開が続いたが、同38分にペナルティーエリア手前の中央やや左で得たFKをMF田中碧が直接沈めて、2-0とした。

後半41分には、今季限りでの引退が決まっているMF中村が、途中出場で現役最後の等々力のピッチへ。会場はこの日一番の拍手に包まれた。試合はそのまま終了し、川崎FがJ1王者の底力を見せつけた。

秋田は後半9分にFW井上がロングフィードに抜け出してチャンスを作る場面があったが、決められなかった。