パドレスが年末に大型補強を次々と敢行し、多くのファンを驚かせた。28日(日本時間29日)はダルビッシュのトレードが合意しただけではなく、韓国プロ野球・キウムからポスティングシステムを申請していた金河成(キム・ハソン)内野手(25)と契約合意。前日にはレイズから18年のサイ・ヤング賞左腕ブレーク・スネル投手(28)をトレードで獲得したばかりだった。
今季は37勝23敗で地区2位に入り、14年ぶりのプレーオフ出場を果たした。ワイルドカードシリーズではカージナルスを撃破。結果的にワールドチャンピオンとなったドジャースに地区シリーズで敗れたが、今後へ向け大きな手応えをつかんだシーズンだった。
21歳のスター候補タティスを筆頭に、マチャド、ホスマー、マイヤーズ、グリシャムら強力な野手がそろう。不安はエース右腕クレビンジャーが手術で全休となる先発投手陣。球団初のワールドチャンピオンを本気で目指すため、どうしても必要なカードがダルビッシュだった。
一方のカブスは、今季は34勝26敗で地区優勝を飾ったが、来オフにリゾ、ブライアント、バエスら主力が一斉にFAとなる。新型コロナウイルスの影響で大幅な減収となる中、彼らとの再契約のためには年俸総額の削減が必要だった。来季から3年5900万ドル(約60億7700万円)の契約を残すダルビッシュも含めて、主力のトレード交渉には応じる構えを示していた。
両球団の思惑が一致して、2日続けてサイ・ヤング賞候補に挙がる大物投手が移籍する大型トレードが成立した。
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