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Wednesday, January 13, 2021

木下稜介は29歳で初の米ツアー 松山英樹には「背中で語られた」 - ゴルフダイジェスト・オンライン

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◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 事前情報◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

「ソニーオープン」出場の可能性を知ったのは、昨年11月の国内ツアー「ダンロップフェニックス」の3日目を終えたとき。出場権付与の対象となった前年6大会(※)の獲得賞金順で上位につけていた木下稜介は「JGTOのスタッフに言われたんです。あることは知っていたけど、日本オープンとフジサンケイクラシックが(対象試合から)除かれていたので、『そういえば…』って気がついて。『言わんといて欲しかったな』と思いましたね(笑)」

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それでも、宮崎の最終日を1アンダーで回り5位に入って出場権を獲得した。将来の目標に掲げる米ツアーの舞台を初めて経験できるとあって、「まずは開催されるのかなっていうのが心配で…。無観客っていうのは残念だけど、無事開催していただけることは本当にありがたいです」と、ハワイに着いて、その実感をかみ締めている。

早速、同学年の松山英樹に連絡して、月曜日の同組での練習ラウンドを取り付けた。「いろいろ聞きましたけど、背中で語られた感じですね。一番はシンプルにドライバーの飛距離が違う。マックス40yd、良い当たりをしても15から20ydは置いていかれる。その英樹でも、デシャンボーにはキャリーでやられるって言っていたので完全にパワーゲームになっていますね」。

それでも、ここワイアラエは飛距離で攻略できるコースではない。「僕ですらドライバーを使わないところが数ホールあるので、逆に戦えるコースだと思います。グリーンはセントーサ(シンガポール)の方が硬かったし、風に注意してやっていきたい」と気合いを込めた。

「いずれはアメリカでやりたいので早めに経験したかったけど、20代最後の年に経験できてよかった」という29歳。目標は、次戦の出場権が得られるトップ10。「このコースならいけるかもしれないので、やるからにはそこを目標にしています。次は西海岸ですけど、行けたら絶対に行きます。このまま行きますよ!」と覚悟はもう決まっている。(ハワイ州ホノルル/今岡涼太)

※今大会の出場権は2020年の日本ツアーメンバーで、同年「SMBCシンガポールオープン」、「三井住友VISA太平洋マスターズ」、「ダンロップフェニックス」の優勝者および、この3試合に「全米プロ」、「全米オープン」、「マスターズ」を加えた6大会での獲得賞金額上位者に付与された(有資格者は除く)。

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