“ポスト・タピオカ”なるか―。東京など都市圏を中心に、近年流行しているバナナジュースの専門店が岡山市内に相次いでオープンしている。栄養価が高くヘルシーな印象で、幅広い世代に人気。素材のバナナや豊富なトッピングでオリジナリティーを出す、3店舗を紹介する。
同市内の専門店の先駆けは、昨年5月、JR岡山駅構内のさんすて岡山(同市北区駅元町)にオープンした「田中節三のバナナ」。オーガニック栽培のため皮ごと食べられる岡山県産の「もんげーバナナ」と牛乳のみを使用し、「皮あり」「皮なし」(各レギュラー600円)が選べる。皮ありは甘さ控えめで、抗酸化作用のあるポリフェノールたっぷり。皮なしはもんげーバナナ特有のしっとりした甘さを味わえる。
流行に敏感な若者だけでなく年配層の購入も多く、「健康的で腹持ちもいいので、朝食代わりに通うサラリーマンも」と同店。家計調査(総務省、2018年)によると、一世帯当たりの年間果物消費量において、バナナは約18キログラムでトップ。外国産のものは安価で手に入り、元々国民食として老若男女に浸透していることも、ブームの追い風になっているようだ。
「バナナジュース専門店 877cafe」(同南方)は、食事宅配サービス「ウーバーイーツ」を通じて販売する。「パフェ専門店 ペルフェット」(同所)の川井隆弘店長(31)が、新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要を意識し、新事業として昨年12月に始めた。熟成させたバナナと牛乳に加え、ミネラル分の多い砂糖を混ぜることで味わいにコクを出す。定番の「濃密バナナ」(390円)のほか、「ラズベリー」「黒ごま」「抹茶」(各490円)などカラフルな8種類をそろえるのが特長。今後も増やす予定で、川井店長は「複数人でシェアして、写真映えも楽しんで」と話している。
今年2月に参入したのは、同市の西川沿いに店を構える「BANANA STAND」(同野田屋町)。人気メニューは「濃厚バナナジュース」(レギュラー500円)で、1日100杯以上売れる。バナナは1週間~10日ほど追熟し、ベストな甘みのタイミングで急速冷凍。牛乳の種類やミキサーにかける秒数まで、徹底した研究を重ねた。砂糖や保存料は一切使わず、天然の甘さを売りにしているため“賞味期限10分”をうたう。
関西の専門店を15軒以上飲み比べたという赤澤幸奈店長(33)は、「バナナの最もおいしい状態を見極め、自然の味で勝負するのが専門店の強み。ぜひ一度飲んでみて」と呼び掛けている。
からの記事と詳細 ( バナナジュースの専門店続々 岡山、ヘルシーで自然な甘さ人気:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞 )
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