SB C&S株式会社は8日、間接材購買支援サービス「調達イネーブルメントサービス」を3月1日から提供開始すると発表した。2008年から提供してきた既存サービス「パーチェスワン」で培った調達購買実務のノウハウや知見を生かし、さらにサービス内容を進化させて提供するという。
「調達イネーブルメントサービス」は、購買部門経験者専任チームによる知見やノウハウを活用し、調達を担うバイヤーの購買力やサプライヤーとの交渉力を強化するサービス。購買組織・戦略の強化支援を目的として、特定領域、カテゴリに関する見積もりの妥当性検証・査定を含めた支援を行うほか、取引先(サプライヤー)評価支援、購買戦略支援などを提供できるとした。
こうしたサービスを利用することで、企業は購買部門で日常的に行われている見積もり査定の妥当性評価を、市況やグローバル観点から第三者の目線で行えるとのこと。
また、提案依頼書や見積もり依頼書のひな型作成、見積もりフォーマット作成や利用企業専用のベンチマーク作成など、見積もり査定に必要不可欠なドキュメントの作成支援、購買担当者向けの座学研修やロールプレイング研修などを実施することで、利用企業とともに購買改革を推進するとしている。
なおSB C&Sでは、「調達イネーブルメントサービス」の提供と合わせて、「購買データ分析支援サービス」の強化にも取り組み、購買データの一元管理や購買レポート作成の自動化などを実現することで、間接材購買支援のプラットフォーム化を目指す考えだ。
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