Bermain yu: ダクトだらけを脱却 “新常識” 全館空調システムでおうち時間をアップデート：時事ドットコム

［株式会社アルシス］

株式会社アルシス（本社：神奈川県横浜市鶴見区）は、冷暖房や空気清浄など住まいの空調を一括管理する全館空調システム「SATERA空調システム」を発表いたします。一般的な全館空調システムでは欠かせなかった壁内のダクトの大量設置が不要な施工法や、部屋と部屋との寒暖差を軽減する輻射熱効果などの強みを軸に、空気や空調に敏感な新時代のスタンダードを発信。併せて、建築会社向けにセミナーを開催し、同システムの詳細を紹介します。
株式会社アルシスは住宅サッシをはじめとする建築用のアルミ関連資材の流通会社で、「SATERA空調システム」は、住宅用建材や空調機器といったメーカーとの協同検証・選定プロジェクトによって誕生しました。

「SATERA空調システム」詳細ページ

http://alsys.jp/satera/

寒暖差は命の危機!? 断熱性能レベルの低い日本の住宅問題の解消を

変化に富んだ四季が魅力の日本ではありますが、住宅事情に目を向けると夏場は夜間でも気温があまり下がらない、一方で冬場は布団から出るのをためらう程の寒さに見舞われることもあるなど、空調に関して不満を抱く人も多いのが現状です。とりわけ、寒い場所から暖かい場所へ移動したことによって血圧の急上昇・下降が起こり、心臓や血管異常を引き起こすヒートショックは死亡につながる恐れもあります。これらの問題を解消し、より快適な室内環境を提供するため、株式会社アルシスでは全館空調システムの開発を進めてきました。

導入を試みるも…、従来型の課題点

全館空調システムは一般的に、住宅の小屋裏などに空調設備を設置することで一軒全体の空調を一括管理する仕組みです。各部屋にエアコンを設置する必要が無いという利点がある反面、それぞれの部屋に空気を送るためには施工段階で壁内に大量のダクトを設置する必要があります。住宅の構造によっては障害物を避けるためにダクトを曲げて設置することや、一度設置したダクト内部のメンテナンスが困難であることなどから、全館空調に関心があっても施工を断念するという事例が発生しておりました。また、従来の方法では居室別の風量・温度調節が難しいという弱点も抱えていました。

新発想で施工業者にも住む人にも優しく

「SATERA空調システム」では、階間（上下階の天井裏）と床下（基礎内）をチャンバー（空調室）にし、ダクトの使用を最小限に抑えています。天井や壁を壊さずにすべての部材を交換可能な構造のため、メンテナンス対応の手間が軽減されます。空調方式には、エアコンの風が直接身体に当たる「対流」とは異なり、放射線が熱を運ぶ「輻射」効果を利用しており、部屋ごとの温度ムラを抑えます。特定の部屋だけを冷暖房したい場合は、サーキュレーター型のSATERA ファンで各部屋の室温調整が可能です。これにより、居室別の温度調整ができないという従来型の全館空調システムの問題点を解消します。
加えて、カビや花粉、ウイルスを吸着・減少する効果が期待できる全館空気清浄機（外気清浄機トルネックス）を標準装備しており、一段と安心・快適を求める現代のニーズにしっかりとお応えします。

全館空調の新常識「SATERA空調システム」を動画で