神戸市対策本部会議 自宅待機者への対策を強化｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

２５日の緊急事態宣言の発出を前に、神戸市は、対策本部会議を開き久元市長は、入院先が決まらず自宅待機中に亡くなる人が相次ぐ中、医師による往診や病床の確保に全力を挙げるよう指示しました。

新型コロナウイルスの患者が急増する中神戸市では、入院先が決まらず、自宅で待機している人がおよそ１６００人に上っていて、待機中に亡くなる人も相次いでいます。
こうした中、緊急事態宣言の発出を前に開かれた市の対策本部会議で、久元市長は、「医療体制は危機的な状況だ。助かる命を助けるためにも、病床の確保や、転院の促進などに全庁を挙げて取り組む必要がある」と述べました。
そして、自宅待機している人のうち▼重症者の自宅には、医師が往診に回るほか、▼それ以外の患者についても電話で体調を確認するなど、症状の急変を防ぐための対策を強化することを確認しました。
また、緊急事態宣言の発出を受けて、▽市内の公園や路上で飲酒や食事をする人がいないか市の職員がパトロールを行うほか、▽市営地下鉄は、平日の終電を３０分繰り上げ、市バスはおよそ２割の減便を行うことを確認しました。
会議のあと、久元市長は、「ことしの大型連休は、特別な大型連休であり、例年とは違った対応をとってほしい。困難な取り組みにはなるが、危機を脱却するためには、市民の行動変容が不可欠だ」と述べ、協力を呼びかけました。

Let's block ads! (Why?)

からの記事と詳細 ( 神戸市対策本部会議 自宅待機者への対策を強化｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/3sN4gV8