大阪府 自宅療養者の診療体制強化へ｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

新型コロナの感染の急拡大で、自宅で療養している人が１万人を超えている状況を受け、大阪府は、オンラインによる診療を受けられる医療機関を大幅に増やすなど、自宅療養者への医療提供を強化することになりました。

新型コロナの感染の急拡大で、大阪府内では自宅で療養する人が１万人を超えていて、今回の感染の第４波では、２８日の時点であわせて１１人が自宅で亡くなっています。
このため、府は、自宅療養者への医療提供を強化する必要があるとして、医師会の協力を得て、オンラインによる診療を受けられる医療機関を、これまでの、およそ２８０からおよそ４５０に増やして、対応することになりました。
自宅で療養している人に、保健所が、オンライン診療が可能な病院のリストを提供し、これをもとに受診できるということです。
また、これまで、自宅やホテルで療養する人に投与する薬は、解熱剤がほとんどでしたが、専門医による監修のもと府が設けた基準に応じてステロイド薬を投与できるよう、医師会などに通知したということです。
吉村知事は、「命を守るため、できるだけ重症化を防ぎたい。それが、医療のひっ迫を回避することにもつながる」と話しています。

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