東京五輪・パラリンピックの各国・地域選手団に無償提供される新型コロナウイルスワクチンを巡り、日本オリンピック委員会(JOC)が、五輪の日本選手団への接種を早ければ6月1日に開始する方向で調整していることがわかった。1回目の接種は同月中の完了を想定しており、会場は東京都内に設ける見通し。
関係者によると、JOCは各競技団体に対して17日、接種希望の人数、接種可能な6月末までの具体的な日程について、今週中をめどに回答を提出するよう求めた。また、医療現場への影響を考慮し、競技団体ごとにチームドクターなどへ接種業務を依頼するよう指示があったという。
接種は任意であるため、ある競技団体の担当者は「至急、選手の意思確認をしなければ」と対応に追われた。6月以降に代表が決まる競技団体からは「計2回の接種が(7月23日の)大会開幕に間に合うだろうか」との声も上がった。
選手団対象のワクチンは、国際オリンピック委員会(IOC)が今月6日、米製薬大手ファイザーと独製薬企業ビオンテックが開発し、寄付するものを提供すると表明。丸川五輪相は、五輪とパラで日本の選手1000人程度、監督・コーチ1500人程度の計約2500人が対象になるとの見方を示している。
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