創業を志す市民を支援し起業家を育てる宮城県富谷市主催「富谷塾」の開塾式が26日、市役所であった。
塾生約50人が参加。塾長を務める若生裕俊市長が講演し、家業を継いで就農した後、地場産品を使ったレストランを経営したり、東日本大震災後に気仙沼市で「復興屋台村気仙沼横丁」の代表を務めたりした自身の歩みを紹介した。
若生市長は起業家として、出会いや勇気、先を見通す力の大切さを強調し「富谷塾は思いを本気で実現する場。可能性は無限大にある。主体性を持ち、継続的に取り組んでほしい」と呼び掛けた。
富谷塾は年間を通し、県内企業の経営者らの講話や塾生同士のミーティングなどを随時実施する。4年目となる本年度は起業に向けた専門のプログラムを取り入れるなど、サポート体制を強化する。
今期の塾生は約130人。初めて参加した大和町の自営業槻田知恵さん(38)は「何かを頑張っている人たちから学び、つながりを広げたい」と話した。
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