電通グループは、国内事業を統括・管理する電通ジャパンネットワーク傘下の電通パブリックリレーションズ(以下、電通PR)とリスクコンサルティングを専門とするK&Dコンサルティングを、2021年9月1日付で合併することを決定した。
電通PRは存続会社として、K&Dコンサルティングを吸収合併する。
DX化により高まるサイバーリスク、感染症対策、人権・環境問題など、経営リスクの多様化や、コーポレートガバナンス・コードの改訂、ESG経営の浸透などによる経営を見直す機会の増加を背景に、経営に関するリスクコンサルティングの顧客ニーズが、大きく増加している。
企業広報戦略研究所(電通PR内)が東京大学と連携して実施した調査においても、リスクマネジメントを強化する企業が増加している。
今回の合併は、電通グループにおいてリスクコンサルティング領域における専門性をさらに強化し、企業・団体への提供価値をより一層高めることを目的としたもの。
MarkeZine編集部[著]
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