
【ナポリ(イタリア南部)=笹子美奈子、池田晋一】イタリア南部ナポリで開かれた主要20か国・地域(G20)環境相会合は22日、海洋プラスチックごみ対策の強化などを掲げた25項目の共同声明を採択した。23日はエネルギー相らによる会合が開かれ、気候変動問題についても話し合う。
海洋プラスチックごみを巡っては、2019年に大阪で開かれたG20首脳会議で、50年までに新規の汚染をゼロにすることを目標に定めた「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が首脳宣言に盛り込まれた。今回は、その取り組みを強化する必要があるとの認識で参加各国が一致した。
多くの国は閣僚が現地入りし、日本からは小泉環境相、米国からはジョン・ケリー気候問題担当大統領特使が出席した。中国はオンラインで参加している。
共同声明には、新型コロナウイルスの世界的大流行を踏まえた項目も掲げられた。感染症の流行リスクの低減に向け、世界保健機関(WHO)など関連機関との協力の緊密化を図ることを盛り込んだ。
生物多様性を保護するため、違法な伐採、野生動物の取引、漁獲、廃棄物取引などの阻止へ向けた取り組みを強化することでも一致した。共同声明では、こうした犯罪資金の流れを断つことの重要性を強調した。
議長国イタリアは、気候変動に対処するための金融分野の課題などを23日の共同声明に盛り込む方向で調整を進めているが、ブラジルやサウジアラビアが抵抗している模様だ。
▽世界保健機関(WHO)と協力して感染症流行リスクを低減する
▽海洋プラスチックごみ汚染ゼロへの取り組みを強化する
▽耐久性のある製品やリサイクル可能な製品の製造を促す
▽水資源の持続可能な利用のため、分野横断的な取り組みを促す
からの記事と詳細 ( G20 海洋プラごみ対策強化…環境相会合 共同声明を採択 : 国際 : ニュース - 読売新聞 )
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