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Thursday, August 12, 2021

河村市長 金かみ居直り会見 終始“人ごと”「申し訳なかったと繰り返すしかしょうがないでしょ!」 - スポーツニッポン新聞社

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 自身の発言がセクハラではないかと批判されていることなどについて謝罪し、引き揚げる名古屋市の河村たかし市長
Photo By 共同

 名古屋市の河村たかし市長がかじった、東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友(20)の金メダルが交換されることになり、河村氏が12日、市役所で会見した。

 河村氏は「できる限り後藤選手の意向に沿った形で対応してもらいたい」と述べ、交換費用を負担するとしたが、約30分間の会見は終始“人ごと”のようだった。「申し訳なかったと繰り返すしかしょうがないでしょ!」といら立つ場面もあり、心からの謝罪にはほど遠かった。

 金メダルをかじった翌日の5日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長に連絡を取ったことを明かし「指導を受けた」説明。「交換費用は個人で支払いたいと伝えた」と話した。

 言葉の端々には一般の感覚との“ズレ”が感じられた。メダル交換については「山下会長にお任せしている」と丸投げ。騒動を受けて欠席を発表したパラリンピック関連行事については「パラリンピックは最高にリスペクトされないといけないので私は出たいのですが、しょうがないですよね、自粛せよということですから」。明らかに不服そうな表情を見せた。

 河村氏は、後藤に「デカいな」「旦那はいらないか?恋愛禁止か」などと発言したことでも批判を受けている。「若い子に彼女おるかね、彼氏おるかねと聞くと、リラックスして口数が増える。相手を和ますのも市長として重要」と主張。「認識が甘いと言えば甘いかもしれない。そう(セクハラと)受け止められることもあるので言わないようにする」とした。セクハラに関する自身の意識の問題点を是正することはなかった。今後、セクハラについての講習を受けるという。

 一部で辞職を迫る声もあるが「(辞職は)ないと言うと感じ悪いでしょ。いろいろ考える」と述べ「受け取る側の皆さんの気持ちを大事にして生きるということでしょ。そういうことでしょ」と、ここでも人ごとのように話した。

 会見で、きっちり頭を下げることはなかった河村氏。インターネット上では「絶対反省してねーな」「市長も交換してくれ」との声も上がっており、批判は当分収まりそうもない。

 《メダルは交換はIOCが負担》東京五輪・パラリンピック組織委員会はこの日、後藤の金メダル交換の費用は国際オリンピック委員会(IOC)が負担することになったと明かした。JOCを通じて後藤の意向が確認されたとし「IOCのサポートに深謝する」とした。金メダルは、銀製のメダルに約6グラムの金メッキを施したもの。1個約10万円ほどとみられる。

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