<東京オリンピック(五輪):バレーボール・日本-ブラジル>◇3日◇男子準々決勝◇有明アリーナ
日本-ブラジルとの一戦で、「フェイクトス」がツイッター上でトレンド入りした。第2セット序盤で主将の石川祐希(25=ミラノ)の光るプレーがさく裂。王者を手玉に取った。
まずは5-3と2点リードの場面。レフト側にいた石川がジャンプして打つと見せかけて、ライト側にいた西田有志(21=ジェイテクト)へトス。21歳のサウスポーは相手ブロックをはねかえす力強いスパイクで得点をもぎとった。
続いて8-5の場面。後衛にいた石川がバックアタックをすると見せかけて、ライト側にいた西田へトス。主将の光るプレーがブラジルの守備網を翻弄(ほんろう)し、西田が再び得点につなげた。
ツイッター上では「フェイクトスかっこよすぎ」「凄すぎてため息」など、ファンから賛辞が相次いでいる。
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