日本-ブラジルとの一戦で、「フェイクトス」がツイッター上でトレンド入りした。第2セット序盤で主将の石川祐希(25=ミラノ)の光るプレーがさく裂。王者を手玉に取った。

まずは5-3と2点リードの場面。レフト側にいた石川がジャンプして打つと見せかけて、ライト側にいた西田有志(21=ジェイテクト)へトス。21歳のサウスポーは相手ブロックをはねかえす力強いスパイクで得点をもぎとった。

続いて8-5の場面。後衛にいた石川がバックアタックをすると見せかけて、ライト側にいた西田へトス。主将の光るプレーがブラジルの守備網を翻弄(ほんろう)し、西田が再び得点につなげた。

ツイッター上では「フェイクトスかっこよすぎ」「凄すぎてため息」など、ファンから賛辞が相次いでいる。