新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて、埼玉県の大野知事は感染の動向を踏まえ、宿泊療養施設や自宅療養者の支援の強化や入院病床の追加の確保など、新たな対策を検討していることを明らかにしました。
埼玉県は17日、専門家会議を開き、新型コロナウイルスの感染の急拡大にどう対応していくか意見を交わしました。
会議の後の会見で、大野知事は、感染の動向を踏まえ、新たな対策を検討していることを明らかにしました。
具体的には、急増する自宅療養者への支援として協力してくれる医療機関を増やして自宅療養者の健康観察や診療を強化するほか、自宅療養者の容体が急変し入院の受け入れ先が決まるまでの間、酸素吸入を行う酸素ステーションを設けるとしています。
また、入院病床の対応として、症状が軽くなった入院患者の入院期間を短縮して宿泊療養施設に移すことや、重症化を防ぐための抗体カクテル療法の推進、病床の追加の確保を挙げています。
さらに、宿泊療養施設については、ホテルで療養している患者に酸素吸入ができるよう体制を整備することや、ホテルの一部を臨時の医療施設とし抗体カクテル療法を行うことを検討するとしています。
大野知事は「命の危機に直面しかねず、関係機関の協力が欠かせない」と述べました。
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