
新型コロナウイルスの感染者の急増を受けて、兵庫県の斎藤知事は、自宅療養する人の支援を強化するなどとした緊急対策を発表しました。
あわせて、若い世代のワクチン接種を加速するため、地域で使えるポイント付与などを検討する考えを示しました。
兵庫県では、新たな感染者が初めて1000人を超えるなど感染拡大が続いており、斎藤知事は記者会見して緊急対策を発表しました。
それによりますと、2000人を超える自宅療養者を支援するとして、健康観察などを行う保健師が自宅の訪問に集中できるよう、県庁職員を保健所に派遣して体制を強化するとしています。
また、自宅療養者に配るため、▼血液中の酸素の状態をみるパルスオキシメーターや、▼酸素供給装置をさらに確保し、▼希望者には5日分の食料品を提供します。
さらに、ホテルなどの宿泊療養施設を10施設から12施設にし、医師の派遣も増やすとしています。
一方、若い世代のワクチン接種を加速させるため、接種を済ませた人に地域で使えるポイントを付与することも検討するとしています。
斎藤知事は、「この秋以降、ワクチンの供給と接種が進み、重症化予防の新しい治療も普及していくとみられる。このため、今回の緊急事態宣言の期間がふんばりどころと言え、県民と一緒になって感染者を減らしたい」と述べました。
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