
(内容を追加しました)
[13日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価3指数が反落し
て取引を終えた。ナスダック総合が2.5%安と下げを主導。
インフレや利上げを巡る米連邦準備理事会(FRB)当局者らの発言を
受け、テクノロジー株を中心に利食い売りが出た。
第4・四半期決算シーズンが本格化するのを前に金利動向に敏感な
グロース(成長)銘柄が市場全般をアンダーパフォームした。S&Pの
情報技術指数は2.7%安、一般消費財指数は2%
安。
この日は複数のFRB当局者が高インフレへの対応に関して発言。
ブレイナード理事は3月に想定される量的緩和の縮小(テーパリング)
終了「次第」、FRBは利上げを開始できる態勢にあるとの認識を示し
た。
フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁も、FRBは3月にもゼ
ロ金利政策を解除し、インフレ抑制に向け年内は少なくとも3回の利上
げを実施する可能性があるとの見方を示した。
シカゴ地区連銀のエバンス総裁ら他の当局者は一段の政策引き締め
が必要になる可能性を示唆した。
コモンウェルス・フィナンシャル・ネットワークのブラッド・マク
ミラン最高投資責任者(CIO)は「ブレイナード氏が何かしなければ
ならないと言えば、それが実施されることになるだろう」と述べ、FR
B内で進む方向性やスピードに関する議論の余地はあまり残っていない
ようだとの見方を示した。
同氏は、ブレイナード氏はFRBで最もハト派的な当局者の1人だ
と指摘した。
ナスダックは、昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事
要旨がタカ派的と受け止められ3.4%下落した今月5日以降で最大の
下落率となった。前日までの3営業日では1.7%上昇していた。
ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのシ
ニア・グローバル市場ストラテジスト、サミア・サマナ氏は、米10年
債利回りが低下したにもかかわらず、ナスダック銘柄に利食い売りが出
たと指摘。
「ここ数日、ナスダックは好調に回復していたため、とりわけ決算
シーズンを控え金利を巡る懸念から利益確定の動きが出た可能性がある
」と語った。
また、ブレイナード氏の発言について、「早期の利上げ開始に異議
を唱えるのではないかと期待していた向きに心理的な打撃を与えた」と
の見方を示した。
第4・四半期決算シーズンは14日に予定されるJPモルガン・チ
ェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ(Wファー
ゴ)の発表から本格化し、来週にはテクノロジー大手が発表を
控えている。
リフィニティブのデータによると、S&P総合500種採用
企業の第4・四半期利益は第1─3・四半期に記録した伸びを下回ると
みられるものの、依然として22.4%増が見込まれている。
デルタ航空は2%上昇。第4・四半期決算が市場予想を上
回った。
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を
1.27対1の比率で上回った。ナスダックでは2.24対1で値下が
り銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は104億3000万株。直近20営業日の
平均は103億9000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 36113.62 -176.70 -0.49 36312.49 36513.88 36044.22
前営業日終値 36290.32
ナスダック総合 14806.81 -381.58 -2.51 15245.04 15259.71 14782.24
前営業日終値 15188.39
S&P総合500種 4659.03 -67.32 -1.42 4733.56 4744.13 4650.29
前営業日終値 4726.35
ダウ輸送株20種 16004.57 +33.47 +0.21
ダウ公共株15種 958.98 +3.76 +0.39
フィラデルフィア半導体 3811.84 -89.37 -2.29
VIX指数 20.31 +2.69 +15.27
S&P一般消費財 1552.86 -32.95 -2.08
S&P素材 562.56 -4.57 -0.81
S&P工業 900.33 +1.65 +0.18
S&P主要消費財 802.78 +1.79 +0.22
S&P金融 686.03 -2.82 -0.41
S&P不動産 306.20 -1.06 -0.34
S&Pエネルギー 480.24 -2.91 -0.60
S&Pヘルスケア 1565.71 -25.97 -1.63
S&P通信サービス 260.27 -3.69 -1.40
S&P情報技術 2884.60 -78.55 -2.65
S&P公益事業 355.14 +1.60 +0.45
NYSE出来高 8.97億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 28305 - 245 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 28275 - 275 大阪比
(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください
リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合が
あります)
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