三重県鳥羽市の水族館でカエルとイモリの行動から翌日の天気を予想する催しが、始まりました。
この催しは毎年、梅雨の時期にあわせて鳥羽市の鳥羽水族館が湿度に敏感な両生類の生態を知ってもらおうと開いています。
館内の水槽には「ニホンアマガエル」と「アカハライモリ」がそれぞれ１０匹ずつ展示されています。
水族館によりますと両生類は皮膚から水分が蒸発しやすく▼雨雲が近づくなど湿度の高い時には活発に動き、▼湿度が低い時には、じっとして蒸発を防ぎます。
水族館では、▼カエルが木に登るなど活発に動いていれば雨、▼イモリが水中にいれば晴れといった基準を設け水族館の担当者が午前と午後の１日２回、行動を観察し翌日の天気を予想するということです。
初日の１日は▼カエルが２匹ほどよく動いていたため「くもり」、▼イモリはすべて水中にいたため「晴れ」という予想がボードに書き入れられました。
飼育担当の伊藤実穂さんは「身近な生き物も観察のしかたを変えるだけでおもしろく見ることができることを知ってほしい」と話していました。
この催しは８月３１日まで開かれます。
からの記事と詳細 ( カエルとイモリの行動で「天気を予想」 鳥羽水族館｜NHK 東海のニュース - nhk.or.jp )
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