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25日の東京株式相場は反発。日経平均株価は500円近く上げ、3万円台に戻した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が経済支援を続ける姿勢を重ねて示したことや、1回接種型ワクチンについての前向きなニュースなどへの安心感から、景気回復への期待が高まり海運や鉄鋼など景気に敏感な業種や電子部品や機械、自動車など輸出関連などが上昇した。
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〈きょうのポイント〉
野村証券の伊藤高志シニアストラテジストは、原油や銅などの商品市況高やワクチンの前向きな話題を受けて前日の米国株式市場ではエネルギー、金融、資本財・サービスなどの上昇率が高く「景気回復期待が続いている物色動向」と説明した。
ドル円相場が一時106円台を付けるなど円安に推移していることも追い風となっている。
水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは、実質金利が上昇していなかったことがプラスに響いていると解釈できるが、高値圏で不安定な相場とみる。月末にかけて機関投資家による株売り債券買いのリバランスには注意が必要と話す。
- 東証33業種では任天堂のウエートが大きいその他製品、ゴム製品、金属製品、鉱業、電機などが上昇率上位
- 小売り、電気・ガス、医薬品は下落
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