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Wednesday, February 10, 2021

トルコ版「謎の柱」は政府広告 大統領が宇宙計画アピール - 時事通信ニュース

2021年02月11日07時23分

トルコ南東部のギョベクリテペ遺跡近くで、謎の柱「モノリス」のような物体の前に立つ警備要員=6日(AA時事)

トルコ南東部のギョベクリテペ遺跡近くで、謎の柱「モノリス」のような物体の前に立つ警備要員=6日(AA時事)

 【イスタンブール時事】トルコ南東部の世界遺産「ギョベクリテペ遺跡」の近くに、謎の柱「モノリス」のような物体が突如出現したが、宇宙への関心を高めるための政府広告と分かった。エルドアン大統領は9日の演説で、柱に書かれた「月を見たければ空を見よ」というメッセージを読み上げ、トルコの宇宙計画をアピールした。

米ユタのモノリス、消失の謎解明「砂漠にごみを残すな」

 モノリスは米映画「2001年宇宙の旅」に登場。似た物体が米西部ユタ州の砂漠に昨年11月に現れて話題となり、その後、世界各地で同じような柱が見つかった。誰かが立て、いつの間にか消えるという状況が繰り返され、今月5日に出現したトルコの柱の行く末が注目されていた。ただ、治安情勢に敏感な当局が撤去せずに黙認を続け、周囲には警備要員が配置に就いていた。
 エルドアン氏の演説では背後に柱が映し出され、トルコ建国100年の23年に月面探査に向けたロケットを打ち上げる計画が発表された。大統領府はその後、「モノリスの謎は解き明かされた」とツイートした。

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