明石 新型コロナ 自宅待機中の女性死亡 対策強化へ｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

兵庫県明石市は、新型コロナウイルスに感染し、療養先が見つからず自宅で待機していた５０代の女性が、２４日死亡したと発表しました。
市は医師による往診を増やすなど対策を強化するとしています。

明石市によりますと、今月２２日に新型コロナウイルスへの感染が判明した市内の５０代の女性が宿泊療養先が決まるまでの間、自宅で待機していましたが、２４日死亡したということです。
療養先が見つかったため市の保健所が女性に連絡を試みましたがつながらず、自宅を訪れたところ亡くなっているのが見つかりました。
また、今月２３日には無症状のため、自宅で療養していた４０代の女性患者の容体が急変し救急搬送されましたが、死亡したということです。
明石市内では２５日時点で、自宅待機中の人が９５人、自宅療養中の人が５０人に上っているということで、市は▼医師会と協力して往診の回数を増やすほか、▼民間病院と連携し、市独自で入院病床を確保するなど対策を強化することを決めました。
明石市の泉房穂市長は記者会見で、「市民の命と生活を守るのが行政の使命であり、感染者全員をすぐに診察をすることを徹底していきたい」と述べました。
また、明石市では今月２０日にも自宅で療養を希望していた７０代の女性の患者が死亡したということです。

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