「大阪営業規制強化も」…吉村知事、７月末めどに判断 - 読売新聞

　大阪府の吉村洋文知事は１６日、読売新聞のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受け、府に適用されている「まん延防止等重点措置」に基づく事業者への営業規制を強化する可能性に言及した。７月末をめどに判断するという。

　吉村知事は府内の感染状況について、「（感染が急拡大した）４月と全く同じ状況になっており、７月末に大きな山が来るのではないか」と指摘。飲食店に対する営業時間の短縮や酒類提供制限の要請は「見直す可能性がある」と述べた。

　一方、緊急事態宣言の発令要請については、「まずは 飛沫（ひまつ） 感染を防ぐ、ポイントを絞った対策を取るのが筋」と述べ、慎重に判断する姿勢を示した。

　重点措置の期間は８月２２日まで。大阪府では、大阪や堺など対象区域の全３３市の飲食店に対し、酒類提供は午後７時まで、営業時間は午後８時までとするよう要請している。重点措置の対象区域では、飲食店に酒類提供の停止を要請することもできる。

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