Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
新型コロナの感染は減少傾向にあるが、静岡県の自治体では自宅療養者への支援を強化するなど“第6波”に備える動きが出ている。 9月30日で緊急事態宣言が“解除”されることについて、感染症の専門家は引き続き感染対策をするよう呼び掛けている。 (浜松市感染症対策調整監 矢野邦夫医師) 「今回の緊急事態宣言は私は非常に有効だったと思うが、これが解除されると、恐らく5日後くらいにまた感染者が増えてくると思う。この時にもう一回増えたからと言って緊急事態宣言をかけても、今回のような効果は出ないと思う。慣れの問題がある」 自治体では“第6波”に向け、患者の支援を強化する動きが…。 長泉町役場には多くの食料品が集められていた。 県は現在、希望する自宅療養者に7日分の食料品などを配布しているが、長泉町では県の支援が届くまでの3日分を配布する支援を始める。さらに濃厚接触者にも自宅療養者と同じ10日分を配布する方針だという。 (長泉町地域防災課長) 「実際には外出できないから、食料品の確保に困っている声を受け た。これから第6波の懸念もあるので、そうした状況を見据えて支援を開始することにした」 対象となるのは配送を希望する町民で、地域防災課で10月1日から受け付けを開始する。 一方、三島市では今年2月から、希望する自宅療養者と濃厚接触者に弁当を配布する支援を始めている。この事業は高齢者専門の宅配弁当チェーンに委託して行われている。 弁当は管理栄養士が考えた栄養バランスがとれたもので、配達は接触を避けるため玄関先に置かれる。 (宅配クック123沼津三島店 店長) 「『この弁当があるから命が繋がりました』という声を聞いたときはうるうるした。」 当初、この支援事業に対する三島市の予算は41万円だったが、さらに9月補正予算で100万円が計上され市議会で可決された。 (三島市社会福祉部 福祉総務課長) 「年末年始には、また感染が拡大する可能性もあるので安心して療養生活を過ごすためにはこの事業を今後も継続したい」
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