
デバイス間の連携を強化してユーザー体験を向上
―― 今回発表した新製品群の全体的な狙いを改めて教えてください。 楊氏 7月に行った発表会でも話しましたが、今回の新製品群は「オールスマートライフ」をテーマに掲げています。 弊社は従来、個々のハードウェア製品のイノベーション(革新)やユーザー体験(UX)を重点に置いてきました。しかし、今後はシナリオ(製品が使われる場所や状況)をベースとして、異なるタイプの端末が連携した際のユーザー体験を高めることに軸足を移していきます。具体的には「スマートオフィス」「スマートトラベル」「スマートホーム」「スポーツ&ヘルス」「エンターテインメント」の5つのシナリオをベースとして、デバイスをスムーズに連携させることによって、今までにない体験をもたらすことを目指します。 今回発表した製品群は、それぞれのシナリオにおいてユーザー体験をより高めるものであるとご理解ください。スマートオフィスというシナリオなら、MateBook X Pro、MatePad 11とMateViewを連携させると、画面やファイルの共有を素早くスムーズに行えます。これにより、仕事の生産性を高められるわけです。 ―― 今回は、ノートPCに加えてディスプレイを投入したことに驚きました。これは日本のPC市場へのコミットメントを強化するということでしょうか。 楊氏 スマートオフィスのシナリオを考えた場合に、それに関連した製品、例えばオーディオ(ワイヤレスイヤフォンなど)、タブレット、PC、ディスプレイをそろえることで、ユーザー体験を高めていきます。 ディスプレイは今まで「PCの周辺機器」というイメージが強かったと思うのですが、弊社が発表したMateViewは、より賢くなっています。PCだけではなく、スマホやタブレットとも連動させることができます。(MateViewがない場合でも)MateBook X ProとMatePad 11にも同様の(画面共有)機能を備えていますし、ファイルを双方向でやりとりできます。複数のデバイスを同時に使う場合の利便性が高まるのです。
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