
■宮崎と大分で合宿
-九州で強化することになった理由は。 「当初は暑さを考えて北海道も選択肢にあった。だが厳しい環境でやったほうが強化につながると総合的に判断し、宮崎と大分に決まった」 -宮崎では長年合宿している。 「コロナ禍の影響で当初より2週間合宿の日程が後ろになった。時間が少ない分、慣れた環境でやりたかった。現地の協力も毎回すばらしい。コロナ禍なので、けがした場合の病院が確保しにくい面もある。その点がクリアできたことも大きい」 -別府は2年前のワールドカップ(W杯)日本大会でニュージーランドなどの強豪のキャンプ地に選ばれた。抜群の施設だけでなく、リラックスできる温泉もある。 「別府も同じように親身な協力があり、過ごしやすい。九州は天候にあまり左右されない点も含め、総合的に強化に適している環境だ」 -宮崎、別府での強化のテーマは? 「宮崎はフィットネスなど基礎的な部分を鍛える。(メンバーを絞って)別府に入ってからはワラビーズ(オーストラリア代表の愛称)とどう戦っていくか、具体的な落とし込みに入る」 -コロナ禍の強化で苦労している点は? 「試合ができないのが一番頭が痛い。例えばオーストラリアは国内リーグができているし、国際大会もできている。正直、実戦勘の面などかなりの差があるのではないか。現状は手探りの状態。2年後のW杯を見据え、今回は強豪との差がどれぐらいあるのかようやく分かってくるのではないか」 -オーストラリア戦はW杯後初の国内でのテストマッチとなる。位置づけは? 「オーストラリアがターゲットというよりも、欧州遠征の準備の試合になる。もちろん全力で勝ちにいく。何人かは新しい選手が起用されるかもしれないがベストメンバーで臨む。ここで出た課題をどこまで修正できるか。それが欧州遠征で勝つ鍵になる」
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