今月１９日公示、３１日投開票の日程で行われる衆議院選挙に向け、県警察本部で１６日、オンライン形式の警察署長会議が行われ、村田達哉本部長が「選挙違反の取り締まりを厳正かつ公平に行ってほしい」と訓示し、取り締まりを強化するよう指示しました。
１６日行われた会議は、県警察本部と各警察署をインターネットでつないだオンライン形式で行われ、県内２９の警察署の署長や警察本部の幹部ら合わせておよそ１２０人が参加しました。
この中で村田本部長は、今月３１日に投開票が行われる衆議院選挙について、選挙の不正に向けられる県民の視線は厳しさを増しているとしたうえで「悪質な違反については見逃すことなく、徹底した取り締まりを行うことにより、選挙の公正を求める県民の期待に応えていただきたい」と訓示しました。
そして具体的には買収や公務員の地位の利用といった選挙の公正さを大きく損なう違反に捜査の重点を置き、積極的に検挙することや、新型コロナウイルスの影響で増加が見込まれる、インターネットを利用した違法な選挙運動や悪質なひぼう中傷などに適切に対応することなどを指示していました。
県警察本部は、１５日、本部や県内の警察署すべてに選挙違反の取締本部を設置し、取り締まりを本格化させています。
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