
台湾の徐衍璞陸軍司令官が最近小規模な代表団を率いて米国を訪問したと台湾紙の聯合報が12日に米国消息筋の話として報道した。徐衍璞司令官はワシントンで米国防総省幹部と会った後、帰路でハワイに立ち寄りジョン・アクイリノ米インド太平洋司令官に会う予定だ。 米ウォール・ストリート・ジャーナルが8日に米軍の特殊部隊が秘密裏に台湾軍を訓練させていると報道した敏感なタイミングで台湾の徐司令官のワシントン行きが明らかになり関心が増幅していると聯合報は指摘した。 徐司令官が率いる訪米団は台湾陸軍司令部の情報・訓練・計画処処長と通訳など、大将1人、少将2人、大佐5人で構成され、9日に出国した。彼らはワシントンで米陸軍協会年次会議兼展覧会に参加した後、米国防総省高官とも接触する予定だ。 彼らは帰途でハワイに寄り、チャールズ・フリン米陸軍太平洋司令官、ジョン・アクイリノ米インド太平洋司令官とも会談を持つと伝えられた。ウォール・ストリート・ジャーナルが報道した台湾に派遣されたという米軍特殊部隊はインド太平洋司令部の所属だ。 台湾の邱国正国防相は徐司令官の訪米報道について12日、「秘密訪問ではなく定期的な年次交流の一環」と話したと台湾の通信社の中央社がこの日報道した。 一方、10日に米国で開かれた米台国防工業会議に次官級を派遣した慣例と異なり台湾の駐米軍事代表団を派遣したことに対し台湾国防部は防疫に関連した問題として線を引いた。 中国はこの日、台湾は中国のひとつの省にすぎないとし、国連に加盟する資格は根本的にないと主張した。中国外交部の趙立堅報道官はこの日、「国連は主権国家で組織された政府間国際組織で、1971年に国連総会で通過した2758号決議により政治・法律・手続き上、国連で中国の代表権問題は徹底的に解決された。台湾は中国の1省で根本的に国連に加盟する資格はない」と強調した。
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