東京株式相場は下落。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が欧州などで広がり、自動車や素材といった景気敏感業種を中心に業績の先行きを懸念した売りが先行している。陸運や空運など経済再開関連の下げが大きい。
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市場関係者の見方
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- きょうは原油関連や素材株のほか、経済再開関連などに売りが出そうだ。先週金曜日の米国市場は株よりも金利や原油の下げが大きく、典型的な新型コロナ以降の下げ方だ
- 変異型のオミクロン株がどのようなウイルスなのか詳細が分かるまでは1-2週間かかる可能性がある
- ただ水際対策など各国の対策が早く、株式相場は急落した反動が出ることもあり得る。変異株はマーケットが織り込んだほど深刻なウイルスではない可能性もある
東証33業種
下落率上位 | 空運、陸運、輸送用機器、非鉄金属、石油・石炭製品 |
上昇率上位 | その他製品 |
背景
- 米S&P500種株価指数は2月以来の
大幅安、ニューヨーク原油先物相場は2020年4月以来の大幅安
- 日本時間29日の米株先物は上昇
- オミクロン変異株、WHOが 注意喚起-南ア専門家「軽い」と指摘
- きょうのドル・円相場は1ドル=113円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は114円65銭
からの記事と詳細 ( 日本株続落へ、新たな変異株の感染拡大懸念-景気敏感や金融中心安い - ブルームバーグ )
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