大阪府教育委員会が府立高の生徒全員を対象に行った調査で、家族の介護や家事を日常的に担う「ヤングケアラー」が6・5%に上ったことを受け、吉村洋文知事は1日、スクールソーシャルワーカー(SSW)の増員など支援策を強化する考えを明らかにした。
SSWは、家庭などに問題を抱える生徒らを関係機関につなぐなどして支援する専門職。現在、府立高149校のうち32校にしか配置されていない。吉村知事は「勉強や学校生活に支障が出ている生徒たちをできる限り支えたい」と述べた。
調査では、少なくとも9割の高校に1人以上のヤングケアラーが在籍していることが判明。全日制は5・7%で、昨年度の厚生労働省の全国調査(高2)の4・1%を上回った。
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