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Thursday, January 5, 2023

UPDATE 1-米新規失業保険申請、20万4000件に減少 3カ月ぶり低水準 - ロイター (Reuters Japan)

(内容を追加しました)

[ワシントン 5日 ロイター] - 米労働省が5日に発表した2022年12月31日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万9000件減の20万4000件と昨年9月終盤以来、3カ月ぶりの低水準となった。

12月のレイオフも43%減り、労働市場の逼迫が示された。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを当面続けることが必要になる可能性がある。

ロイターがまとめた新規失業保険申請件数のエコノミスト予想は22万5000件だった。

PNCフィナンシャル・サービシズのシニア経済アドバイザー、スチュアート・ホフマン氏は「FRB当局者は昨年の大幅な金利上昇を踏まえ労働市場の鈍化を予想している」と指摘。「目下、労働市場はFRBにとって過度に逼迫しており、雇用の伸びは強すぎる」と述べた。

休暇期間に伴う変動で申請件数はやや不安定な面がある。テクノロジー部門や、金利動向に敏感な住宅・金融などの業界で多くのレイオフがあったものの、件数は非常に低い水準にとどまっている。

調整前の申請件数は5703件増の27万5552件だった。ニュージャージー州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州、ミシガン州で大幅に増加した一方、ミズーリ州、テキサス州、ケンタッキー州で減少した。

12月24日までの1週間の継続受給件数は前週比2万4000件減の169万4000件だった。

国際的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスは5日、米国に拠点を置く企業が昨年12月に発表した雇用削減は前月比43%減の4万3651人だったと公表。前年同月比は129%増えた。

22年通年に発表された雇用削減は13%増の36万3824人で、1993年の調査開始以来、2番目に低い水準となった。

労働省が今月4日に発表した11月の求人件数は1045万8000件。失業者1人当たりの求人件数は1.74件だった。

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