中国は、1990年代はアメリカやEUに次いで3番目でしたが、EUを抜いた2000年ごろから排出量が急増し、2004年にはアメリカを抜いて世界最大の排出国となりました。
一方、アメリカは2007年がピークで、その後はほぼ横ばいとなっているほか、EUはゆるやかな減少傾向が続いています。
また、インドは増加の一途をたどり、EUの排出量に迫っています。
ただ、これらの国を国民1人当たりの排出量で見ますと、アメリカが最も多く、続いてロシア、日本、中国の順番となります。
こうした中、各国は排出量の削減目標をそれぞれ打ち出しています。
中国は、2030年までに二酸化炭素の排出量を減少に転じさせ、2060年までに実質ゼロを実現できるよう努力するとしています。
アメリカは2030年までに、温室効果ガスの排出量を2005年に比べ50%から52%削減し、2050年までの実質ゼロを目指すとしています。
EUは2030年までに、1990年に比べ少なくとも55%削減し、2050年までの実質ゼロを目指すとしています。
インドは2030年までに、GDP当たりの排出量を2005年に比べ33%から35%削減し、2070年までに実質ゼロを目指すとしています。
ロシアは2030年までに、1990年に比べ30%削減し、2060年までの実質ゼロを目指すとしています。
そして、日本はことし4月、2030年度の排出量を2013年度に比べて46%削減すると表明したほか、2050年までの実質ゼロを目指すとしています。
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