(表を更新しました) [ニューヨーク 20日 ロイター] - 米金融・債券市場では、 このところの利回り上昇(価格低下)を受け国債に買いが入った。20 年債入札が好調だったことも作用した。 連邦準備理事会(FRB)がインフレ対応に積極的に動くとの見方 から、このところ国債利回りは上昇。前日の取引では約3年ぶりの高水 準を付けていた。 ただ、10年債利回りが心理的に重要な水準の3%に近づいたこと で、この日の取引では買いが入った。シーポート・グローバル・ホール ディングス(ニューヨーク)のマネジング・ディレクター、トム・ディ ・ガロマ氏は「買いを入れ始めるに十分な水準」とみなされたとしてい る。 終盤の取引で10年債利回りは2.846%。オーバ ーナイトの取引では2.981%と、2018年12月以来の水準に上 昇していた。 金利動向に敏感な2年債利回りは一時2.629%と、 同じく18年12月以来の水準に上昇。その後は2.582%に戻した 。 2年債と10年債の利回り格差は8ベーシスポイン ト(bp)縮小の26bp。 10年物物価連動国債(TIPS)利回りはマイナ ス9bp。一時は4bpと、プラス圏に転じた。 財務省が実施した160億ドルの20年債入札は応札倍率が2.8 0倍と、20年債が導入された20年5月以来の高水準だった。[nAQN0 UYMNV] FRBは5月、および6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で5 0bpの利上げを実施する見通し。サンフランシスコ地区連銀のデイリ ー総裁は、政策金利を年内に2.5%付近まで引き上げることを支持す るとの見解を示したほか、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、FRBは インフレ高進の背景にある特別要因が後退し始めるか見極めながら、利 上げを進めるべきとの考えを示した。[nL3N2 WI33R] 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 87*18.00 2.8737% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 85*15.00 2.9900% 値 10年債(指標銘 17時05分 91*26.50 2.8340% <US10YT=RR 柄) > 前営業日終 91*05.50 2.9150% 値 5年債(指標銘 17時05分 98*11.00 2.8615% 柄) 前営業日終 98*07.00 2.8890% 値 2年債(指標銘 17時05分 99*12.38 2.5753% 柄) 前営業日終 99*12.38 2.5750% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6月 141*01.00 139*15.00 限 Tノート先物6月 119*16.00 119*03.50 限 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 26.25 1.25 U.S. 3-year dollar swap spread 15.75 1.50 U.S. 5-year dollar swap spread 5.75 -0.25 U.S. 10-year dollar swap spread 5.00 -0.75 U.S. 30-year dollar swap spread -20.75 -0.25 (ーからご覧ください)
からの記事と詳細 ( UPDATE 1-米金融・債券市場=利回り低下、押し目買い入る 20年債入札好調 - ロイター (Reuters Japan) )
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